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がんの検診>がん検診はホントに有効?1
がん検診はきわめて多くの人物、物的資源(医療従事者、検診施設、設備など)や公的資金が必要であるし、また検診受診者に不利益を与えることもあり得る。しかし、従来、日本ではがん対策といえばがんの二次予防、すなわちがん検診一辺倒であったことは否めない。
ところで、がん検診の有効性の判定にはだれでも納得のできる方法で行なうべきであり、仮に効果があったとしても、一次予防と二次予防のどちらかに力点を置くか十分に検討した上で実施すべきである。もし検診の効果がはっきりしないあるいは効果がないとしたら、それにかかる労力や資金は、国民の福祉向上のため、他の分野に振り向けるべきであろう。
がん検診の有効性を判定する方法はすでに確立されているといえる。この小論ではがん検診の評価の方法を概括し、さらに肺がん検診を実施すべきかどうかについても考察したい。
