神戸市垂水区 内科・小児科・消化器科 洪南クリニック

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がんの話>はじめに

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がんに対する診断技術や治療方法の開発など、医学の進歩は近年めざましいものがあります。それにもかかわらず、毎年厚生省が発表する死因統計を見ますと、1981年よりがんは常に死亡原因のトップを占め、現在もなお増加の一方をたどっています。この事実は、がんに対する戦いがまだまだ不十分なものであることを如実にしめしています。現在、日本人の4人に1人はがんで死亡しています。

がんは、体のあらゆる場所にできます。がんのよくできる部位はその時代によっても変化しますし、国籍、民族、地域、職業などによっても大きく変化します。これはがんの原因を調べる上でいろいろな示唆を与えてくれます。

例えば、同じ消化器のがんでも、胃がんは日本、韓国、朝鮮、中国などの東アジアに多く、大腸がんは西欧に多くみられます。また職業性ものとしては、「クロム肺がん」や「アスベスト(石綿)労働者によく発生する悪性中皮生腫」が有名です。

今後この欄では、がんの原因、予防、診断、治療、あるいはトピックスなどについて、余り系統的ではありませんが、書かせていただこうと思っています。また、何か質問でもあればそれにもお答えしたいと思っておりますので宜しくお願いします。


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