ごあいさつ
診療のモットー
内科・小児科・消化器科のクリニックとして、1989年(平成元年)4月に神戸市垂水区に開院しました。
当クリニックが1番大切にしているのは「患者さんが何でも話せる雰囲気作り」です。病院や医院を訪れる患者さんは、必ず何らかの訴えを持っています。それを気軽に話せる雰囲気作りが大切だと考えています。
幸い、自分の専門外の病気についても、患者さんからいわゆるセカンドオピニオンを求められることも多々あります。
これからも医師-患者という上下(?)関係ではなく、人間対人間の対等の関係で、誠実に対応していきたいと考えています。
このホームページでは、医学情報(特にがんの診断やがんの疫学に関するもの)を随時発信していきたいと思っています。
これ以外でも、質問や要望があればホームページ上やメールの形でお答えしたいと思っています。
院長プロフィール

院長 生方 享司 (うぶかた たかし)
所属学会
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化器集団検診学会
日本がん学会
日本がんの疫学研究会
日本公衆衛生学会
学位
医学博士
(大阪大学医学部公衆衛生学教室)
専門医
日本内科学会 認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 認定医
日本消化器集団検診学会 認定医 |
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1950年 12月19日生まれ、大阪生まれの神戸育ちです。
神戸市立霞ヶ丘小学校、神戸市立歌敷山中学校、兵庫県立長田高校、神戸大学医学部を卒業しました。
医学生時代はサッカー部と医療問題研究会に在籍していました。サッカー部では西医体(西日本医学生体育大会)で準優勝、全医体で優勝を経験させてもらいました。苦しく厳しい合宿を今でも思い出すことがあります。5年次に主務を務めました。
医療問題研究会では医系学生(医学生、薬学生、看学生など)を組織して、九斗山(兵庫県美方郡浜坂町にある。平家の落人が住みついていたという。)という無医村で、フィールド活動を行いました。
村の青年と交流したり、長老の話を聞いたり、子供たちと遊んだり。先輩医師や浜坂町保健所の協力で住民健診をしたり。
これらの部活動の経験は現在の自分の体力面・精神面の基本となっているように思います。
医学部卒業後、2年間内科研修を行なった後、大阪府立成人病センターで消化器集団検診(胃がん・肝がん・大腸がんなど)の業務に携わると共に大阪大学医学部公衆衛生学教室にて、がんの疫学の研究を行ってきました。
専門は消化器診断学、がんの疫学です。
また、この間
(1)厚生省がん研究助成金による研究(主任:久道茂東北大教授)の班員
(2)文部省科学研究費による海外学術調査(主任:加美山茂利秋田大教授)の班員にそれぞれ任ぜられ、
(1)では「胃集団検診効果の評価の研究」の分担研究を行い
(2)では「日韓のがん比較疫学調査」として日本人、在日韓国人、韓国人のがんの疫学研究を行いました。 |
著書一覧
「CHANGING CANCER PATTERNS AND TOPICS
IN CANCER EPIDEMIOLOGY」, JAPAN CANCER ASSOCIATION, JAPAN SCIENTIFIC
SOCIETIES PRESS, 1987
「臨床腫瘍学入門」 篠原出版,1987 (重松康監、分担執筆)
「臨床家のためのがんのケースコントロール研究」 篠原出版,1988(分担執筆)
「日本の胃癌」 金原出版,1996 (胃癌研究会編、分担執筆)